5月を振り返って(2):新しいルームメイト探し

もう一つ、最近バタバタせわしなかったのは、ルームメイト探しをしなければならなかったからである。(今も募集中。。。汗)
同居していたアイリーン(家主)が出て行くことになり、私のレント契約も5月いっぱいで終わることから、私も出ていって、家を丸ごと誰かに貸すか、私は残ってルームメイトを探すか、という選択をしなければならなかった。
私はボルダーにきてまだ2年足らずというのに、今の所で4カ所目、、というジプシーぶりだし、またどっかに移動するのはちょっとやだなーーと思っていた。でもレントも上がるし、また、家具はほとんどアイリーンのものだから、家の中すっからかんになっちゃいそうだし、私が出て行くのもアリであった。で、まず今どんな部屋がありそうか、値段はどうか等々探ってみた結果、やっぱし動くのやだわ、という結論。じゃあルームメイト探しましょうということになり、、、

約一週間後、アイリーンの20年前くらい以来会ってない、という高校か大学かの同級生(マリア、仮名)が、部屋を探している、とのこと。
なんか、非常に性格の悪いダンナと離婚調停中で、しかも親権争いでは負けてしまって、今実家の母親のところに住んでいるんだが、人生新しく出直したい、ついては実家を離れて出発したい。
ふーむ。
親権争いで母親が負けることは稀である。特に子供が小さい場合は。
これはよほどダンナが色々とウワテ(ずる賢いとか)か、母親に子供を養育できる能力に欠けると明らかに判断できる材料があるか、どっちかである。
えーと、こーゆう話は、このブログを読んでる人が誰も彼女を知らないとはいえ、ちょっとプライバシー的に書きにくいんであるが、ひじょーにアメリカ的で面白いので書いてみたいと思う。
・・・で、彼女本人と同伴のお母様が面接(?)にやってきた。
なんか、すっごくここに住みたい、という意欲がマンマンである。家具がないことも構わないし、きっと楽しく一緒にやっていけるわ!と繰り返し言っている。おかーさんの方は、ヨガの先生やら、ボディーワークをずっとやってた人で、むしろ、かーちゃんとの方が話が合う。本人はその手には全く関心ないらしいが、もう、なにしろここに住みたい!!という情熱はガンガンに伝わってくるし、笑顔の時でも消えない眉間に刻まれた深いシワがなんとなく同情を誘うのである。

結局、今は時期的にルームメイトが見つかりにくい時だし、もーめんどーだー、ということもあって、オッケーと返答した。

彼女はすぐにでも入居したい、という。
アイリーンの当初の計画では、彼女の荷物や家具を全部搬出したら、プロの掃除屋&カーペットクリーニングを呼んで、キレイにしてから私がアイリーンの部屋に移る、、ということだったが、いつのまにか、マリアが掃除も全部するから、即、荷物を持ってきて地下のゲストルームにとりあえず保管し、部屋の準備が整うまでは寝泊まりも地下で、、、と決まったらしく、2日後にはマリアとその友達が車いっぱいの荷物を持って来た。たまげました。
次の日には、速攻ケーブルテレビ&電話&インターネットのパッケージ契約をしたということで、ケーブル会社がやってきた。
は、早い。。。
私はなんとなーく馴染めなくて、近所の友達の家とかに出入りすることが多くなっていた。台所を使った後、ずっと食器とか放置してあるのもちょっとイヤだった。
そして、約一週間後の週末。
子供と週末と過ごすから留守にする、とのメモが残っていた。彼女、きっとこれからもそういう「週末だけママ」生活になるんであろう。。。気の毒よのう。

すると突然アイリーンから電話が。
「ミキコ、あのねえ、マリア一緒に住めなくなっちゃったの。なんか離婚調停中のダンナに肺ガンが発見された(マジ?)とかで、どうやらホスピスの施設に(ウソー!?)入ることになってしまって、彼女が子供の面倒みなきゃいけなくなったって。。。また新しく探さないとね、ルームメイト」
・・・・・。
・・・・マジすか。
人生ってわかんねーもんだよなあ!!
しかし、いきなり発見されてホスピスってのは、かなり進行してるはずだけど、肺ガンていうからには咳なんかひどかったんじゃないか?今まで放っておくって、、。

翌々日。
夜遅くウチに帰ってくると、車庫の前に車が止まっている。誰かよくわかんねーが、まあマリアと誰かであろう、、と思い、車庫に入れないのでとりあえず近くでアイドリングして待っていた。その車が去った後、ウチの中に入ったら、、、
地下室への階段へのほの暗いライト以外は真っ暗、というリビングルームで一人誰かがソファーに座っている!
ひえっ!!
よーく見たら、彼女であった。
なんで暗闇に座ってるんだ。

「ミキコ聞いて、、、みーんなウソだったの」
は?
「ダンナは病院からとっくに出てて、ガンていうのもウソだったの」
ああ???
「それに、彼が私にくれた車、運転してたらパトカーに止められて、取り上げられちゃって、、、、彼が警察に盗難届を出してたのよ。わたしが盗んだって、、、」
あわわ。。。(心の声)
「あの車には1,500ドル払ったのに、、書類上では彼の名義になってるから警察では何もできないって言われて、、、、」
さ、さようですか。。。(心の声)
「みーんなウソだったの。彼のウソ。いつまでこうやってるんだって友達にも言われたところなの。。。」
なんなんだ。。。。(心の声)

あれ?ちょ、ちょっと待って。
じゃあ、またここに住みたいの?
「イエス」

わたしは完全にひきました。
暗闇に座って、前のダンナの話を夜中にとうとうとされるのはゴメンである。
親友じゃないんだしーー。しらねえよーーーー。
、、、つうことで、冷たいとは思ったが、明朝アイリーンと話をするからそれまで回答は待って欲しい、といって眠りについた。クレイジーだよ!

翌日。
この話をするとアイリーンもどん引きである。
彼女も長い間マリアとは交流がなかったし、とってもヤなダンナがいる、ということ以外はよく知らなかったらしい。
私の心は決まっていた。
彼女とは住めない。もしアイリーンがマリアを気の毒に思って住まわせるんだったら、私は出て行く。
その旨を告げると、アイリーンも「私もドラマはごめんだわ!関わりたくない」とのこと。
ということで、アイリーンはマリアに、もう新しい人が決まったというちょいウソをついて断ることに。

その後、大まかな荷物を取りにきたマリアに一度会ったが、、、
どこに行くあてもないみたいなことを言った後に、「でも大丈夫。わたしは大丈夫。大丈夫だから」と言い続けていた。
自分に言い聞かせているみたいな印象だった。
大体、みんな、私も含めて誰も「大丈夫」って言うんだよね。いや、確かに「大丈夫」でしょうよ。今ここで発狂したり自殺したりはしないでしょうよ。でも「大丈夫」なんだけど、この言葉の許容範囲はえらく広くて、しかも境界がはっきりしないんだよね。
今にもホントは「大丈夫じゃない」ということを認めたとたん、崩れ落ちるような状態でも、やっぱり「大丈夫」だからね。

しかし、なんかアメリカだなーーと思った経験でした。
なんか人間つーのが時々とてつもなく不思議な存在に思えます。
まだ修行が足りんな。
合掌。
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by BoulderMikiko | 2008-05-29 08:10 | 日常生活


コロラドはボルダーのマッサージセラピスト・美紀子のブログ。熊本生まれ、ワシントンDC、プロバンス(仏)、東京、モントリオール、ニューヨーク生活を経て、ロッキーの山の中人生を楽しんでおりまっす!


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